2010-09-25

Apple「iPhone 4」SIMロックフリー版個人輸入のその後

前回はSIMロックフリー版のiPhone 4を入手するまでの経緯と利用開始までの手順について書いてみたが、ようやく税金の支払いも確定したので個人輸入の完結編としてまとめておこうと思う。

ちなみに、iPhoneの個人輸入の代行を依頼した業者は eXpansys で、アクティベーションに利用したmicroSIMは 日本通信 のb-microSIMを購入したわけだが、まさかその後両社がiPhone 4の供給で提携関係を発表するとは想像だにしなかったので随分と驚かせてもらった。

さて、ここでは前回触れなかった購入費用についてまとめてみる。
ずっと円高が進行してきていたが、本体価格は7月半ば頃の為替レートで調整したため、87,600円と現在の価格よりは高めである。もっとも、6月の当初注文時は91,000円を越える価格だったのでかなり円高の恩恵は受けていた。
この他に、送料の2,000円を加えて89,600円がeXpansysへの支払額となる。

さらに、個人輸入の場合は国内の税金が掛かる。税金は輸入品目の分類や価格によって異なってくるが、個人用品で10万円以下であり特定の品目ではないので、本体価格に対する消費税相当という考え方で課税される。
しかも、実際の課税は本体の卸売価格を対象とするため、簡易計算法として小売価格の60%が課税対象となる。つまり本体価格 87,600円×60%=52,560円 が課税対象額である。
また、消費税は国と地方で4%と1%に分割して徴収されて各々100円未満が切捨てとなるので、52,560円×4%=2,000円 と 52,560円×1%=500円 を合わせて2,500円が税金となる。
この税金は輸送業者であるFedExが通関時に代行して支払っているため、その際の手数料が500円追加となり、3,000円がFedExへの支払額となる。

始めは品物の配送時に税金の支払請求書も手渡されるものかと思っていたが、なんと配送から10日程してシンガポールからエアメールで別送されてきた。
支払いの手続用紙は、銀行振込用とコンビニ払い用が用意されており、簡単に支払いができるようになっている。

以上、合わせて92,600円がiPhone 4本体の入手に支払った金額となった。


ついでに、iPhone 4はその後iOS 4.1にバージョンアップしてWi-Fi通信だけで利用しているが、ごく普通に使えていて不具合は発生していない。
ケースの無償提供プログラムでオーダーしておいたアップル社純正のBumperも無事配送されて、今は装着して利用している。iPhone 4は背面もガラス素材で覆われており、iPod touchの金属面と違って擦り傷がつき難いので、しばらくはこのままにするつもりだ。

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