2011-10-08

Sony Ericsson「Xperia mini pro (SK17i)」を個人輸入

Sony Ericsson製の「Xperia mini pro」の国際バージョンSK17iを購入して1週間余りが経ったところである。
昨年SIMロックフリーのiPhone 4を購入した時のように、個人輸入を代行してくれる通販ショップの eXpansys を利用して香港から取り寄せたのだが、ここでは入手までの経緯を書いてみることにする。

ちなみに、「Xperia mini pro」というのはご存知のようにタッチパネルの他にスライド式でQWERTYタイプの物理キーボードを装備したAndroid端末で、同様のスタイルのモデルとして発売された「Xperia X10 mini pro」の後継機種の位置付けになる。さらにXperia mini proと近い時期に発表された「Xperia pro」も同じスタイルのモデルでこちらは名称に「mini」が付いていないだけあって大きなサイズのディスプレイを擁するフルスペックモデルとなる。
発売順で言うと、X10 mini pro → mini pro → pro といった具合になり、世代が進む程に名称が短縮されて行くと言う少々常識を外れたネーミングが独特である。
なお、X10 mini proとmini proにはそれぞれ物理キーボードを持たない「Xperia X10 mini」と「Xperia mini」という姉妹モデルがあるが、これらはキーボード以外の装備やスペックがproモデルとほぼ同一で、普通のユーザーはコンパクトで軽量なproではない方のモデルを選択することになるだろう。

元々iPhone 4をPocket WiFiと併用していて特に不足はなかったが、やはりAndroid環境も手にしておきたいのと、キーボード付きのガジェットが入手したかったので、Xperia mini proに狙いを定めたわけである。
前回のiPhone 4のように発売当初の品不足から購入後に入手まで3カ月程度も待たされることもなく、Xperia mini proは順調に出荷されていたことから、為替レートの反映状況も見ながら手頃な値段になった頃を狙って購入することにした。途中、意外に安く入手できそうなXperia proがさらにXperia mini proと重量にあまり違い長いことに気付いて少々迷いが生じたが、最終的によりマニアックなmini proの方を選んだ形だ。

価格としては8月頃の底値とほぼ同じと思われるが、9月下旬の下落を見て注文に踏み切った。例によってFedExの通常配送を選んで着荷までは4日となっていたが、果たしてネットでのオーダーから4日後の正午前には我が家に到着していたようだ。

購入したのはWhiteタイプで、このタイプには交換用の薄いピンク色をした背面のバッテリーカバーが付属している。そのせいか本体パッケージは白い面と濃いめのピンクをベースとした面があり、かなりポップな印象となっている。
本体の他に同梱されていた付属品は次の通り。
・説明書各種(初期導入説明、重要情報、通信機器認定関連、アップデート案内)
・バッテリー
・交換用バッテリーカバー(ピンク)
・マイク付きステレオイヤホン
・画面保護フィルム(事前清掃用クロス付き)
・USBケーブル(microUSBオス:USB-Aオス)
・USB出力型ACアダプタ(ユーロコネクタ)
・USB出力型ACアダプタ(日本対応コネクタ、100V-240V)
最後のACアダプタは本体パッケージとは別に外箱の中に同梱されていた。輸出元が香港なので、その上のユーロタイプのコネクタを持つACアダプタが標準装備品ということになるのであろう。
なお、最初にオーダーした時点では表示がなかったが、配送状況の明細には本体の他にこのACアダプタが別項目とてリストアップされており、200円の価格が付いていた。もちろん本体価格からは200円が除かれて表記されていたので、合計価格は注文時の金額より上乗せになったりはしていなかったので問題はないというわけだ。

パッケージ内では、珍しく本体がビニール袋ではなく不織布と思われる袋に入れられていた。さらに、本体前面と背面LEDライトやカメラレンズの表面には保護フィルムが貼られていたが、カメラレンズを覆っていたのは透明な粘着質のゲル状物質で、バッテリーカバーを外さないと取り去るのも難しく、かなり目立たない状態になっていたので、気付かずに除去しないままにしておくとカメラ画像が酷いことになりそうである(笑)。

まだ消費税の書類が到着しておらず支払いが済んでいないので手続き全体が完了してはいない状況だが、一応個人輸入は無事終わったと言えそうだ。