2009-04-19

Nikon「COOLPIX P90」

 今年2009年3月13日に発売されたNikon製のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P90」を購入した。
 これまで長いこと同社の「COOLPIX 4500」を使用してきたのだが、次々と登場する新機能にも興味が湧いてきてしばらく前から自分に合う機種が無いかと探していたところだった。まあ、相変わらず写真撮影のテクニックなんて身に付いてないし、レンズ交換をするほどマメではないのでコンパクトデジカメで充分だろう。でも、没個性な機種じゃつまらないし、前機種がスイバル機構を備えていたように撮影上の自由度は優先したい。ということで、明るめのレンズ、広角側に強い高倍率ズーム、多彩な連写機能、ファインダー型モニター可、外部モニターのバリアングル可動、といった要素を重視して目を付けたのは「COOLPIX P80」という今回購入機種の先代モデルだった。実は、それを思い立ったのが昨年の秋頃で、その半年ほど前に発売されたP80は既に店頭在庫もごく僅かで、販売店を選べる状態には無かった。個人的には購入店がサポートの一番の窓口であるという意識があるので、足を運ぶのに手間が掛かるような販売店は避けたいし、結局そのときは仕切り直しをするつもりで、一旦は購入を諦めていた。
 そんな折り、今年に入ってようやく後継機種のP90が発表されて、実際に触ってみてから購入しようと考えていた。その間にも他社から同様の機種が数々リリースされていたが、最終的に決め手となったのは実物を持ってみたときの感触で、大型のグリップを握った状態の安定が極めて良く、その重量がより軽く感じられるほどしっくり来た。この機種は他社に比べてバッテリーのフル充電時の撮影枚数がかなり下回っている点がマイナスだとは思うが、やはり手に馴染むと言うことを重視したくて購入に踏み切った。